会社の決算時期と言えば会社の節目であり、人事が大きく動く時期ですね。
毎年この時期が来ると部長さんから肩を叩かれないかとハラハラドキドキです。
部長さんから肩を叩かれ『ちょっといいか?』と別の部屋に連れて行かれれば転勤確定です。
そう、全国に支店のあるサラリーマンにとっては非常に恐ろしい『内示』という2文字。
サラリーマンの人事異動は基本的に決算時期、その時期は発表されなくとも大体この日と分かる位の気になる日ですね。
その内示予定日が近づくにつれて、転勤させられそうな方は部長が近づいてくると心臓が飛び出しそうなくらいバクバクします。
なぜ内示が恐ろしいのかというと、内示は開示より早めに知らされる人事異動なので、心の準備と生活の準備が必要な県外移動が確定します。
都会から地方、地方から都会、どちらにしても心の準備は必要ですし、転勤先の住みやすさや生活レベルなんかも気になってしまいます。
住んでみないと何も分かりませんが、住んでみて何かわかってもどうしようも有りません。
また、独身なら身軽なので生活の準備は心配ないかもしれませんが、やはり心配なのは人との付き合い方、上司や同僚がどんな人間か分からないという心配からストレスになる事も多くあります。
家族がいる方にとっては生活の準備から必要です。
奥様の仕事をどうするのか、子供の学校はどうするのか、引っ越し先の環境や治安はどうなのか、色々考えるくらいなら単身赴任しようか、といった様々な問題を抱える事になります。
そんな内示をクリアしても次に待つのは開示です。
人事異動の開示は、県外への転勤は無いかもしれませんが、社内の部署移動や県内の支店移動など次なる不安が襲いかかっています。
当の本人も開示されるまで分からない人事異動は、発表されるまでハラハラドキドキです。
とにもかくにも決算時期の1か月間程度は人事異動しようがしまいが心身ともに疲れます。
この様な時期に良く考えるのが『転職』ですね。
この時期のたびにハラハラするのが嫌になっての転職、人事異動が発表され県外移動による不満からの転職、人事異動により移動先での人間関係の問題による転職と言った感じで、ここ半年間位は『転職』を考える方が多くなります。
では、サラリーマンが転職しようとした際に、どんな職種に就くべきなのかって分かりますか?
これは誰かが道筋を見つけてくれる訳ではないので、自分で探すしかありません。
同じような職種をひたすら探すか、とりあえず全く別の職種に挑戦してみるかのどちらかだと思います。
そんな時にご提案したいのが運送業界です。
とりあえず、
蹴落とし合いながらの出世争いはしたくない。
ゴチャゴチャした人間関係に疲れた。
今の生活環境を変えたくない。
今の生活レベルを落としたくない。
こんなご希望があれば、引く手あまたのトラック運転手になってみませんか?
トラック運転手と言っても、大型トラック運転手かトレーラー運転手ですよ。
今回は、サラリーマンからの転職先として『トラック運転手』というお仕事を選択肢に入れていいのかという点をご紹介します。
サラリーマンの転職先に運送会社を選択肢に入れる時の必需品
サラリーマンの転職は簡単だと思いますか?経験者から言わせて頂くと『相当難しい』ですよ。
よっぽど人より優れた才能や努力した結果で実ったモノが無ければ、かなり厳しいのが現実です。
サラリーマンの転職が厳しいという最大の理由は、今の年収をキープしたいという欲望です。
誰でもそうですが、せっかく積み上げてきた年収が転職先で保障されないのは非常に抵抗があります。
しかし、今の仕事を定年まで続けていく気力も無くなっているのであれば、少しでも今の年収に近い仕事で妥協する事が必要です。
さらに、転勤、出世争い、密度の高い人付き合いをできるだけ避けたいのであればトラック運転手の仕事はピッタリだと思います。
ただ、トラック運転手の仕事に転勤、出世争いは有りませんが、軽い人付き合いはあります。
トラック運転手同士の付き合い、会社の方達との付き合い、荷主さんとの付き合い、それぞれ違った付き合い方ですが、それなりに大人の対応は必ず必要になります。
その位なら大丈夫!と言う事であれば早速トラック運転手になる為に必要なモノを準備しましょう。
トラック運転手になる為に準備するべきは大型自動車免許
現在の免許区分は、昔に比べてより細かくなっています。(以下参考)
上記の表にある様に、普通、準中型、中型、大型と4つの分類に区分されています。
普通免許を取得した年月日によって、現在の免許区分が違いますが、大型免許を取得していない方は『限定』が免許証に記入されていると思います。
中型免許や準中型免許でもトラック運転手の仕事は有りますが、ある程度積み重ねたサラリーマン時代の給料を得るには少々心細い仕事しかありません。
そんな心配をするよりは大型免許を取得して、安心してトラック運転手の仕事を選べる準備をしましょう。
大型免許を取得方法も、昔に比べると一発試験の難易度が上がっていると思います。
これは貨物自動車の事故が多くなっているのが原因ですが、その根本には運転技術が未熟な方が増え過ぎた事にあると考えられます。
難しい事はさておき、サラリーマンからの転職組は一発試験や教習所どちらでもいいので大型免許を取得する事が先決です。
出来れば大型免許が意外に簡単に取得出来たら、トレーラー免許(牽引免許)も取得しておけば完璧です。
けん引免許一発合格!格安合宿車校都城ドライビングスクール 上空カメラ ドローン dji 空撮
これは、けん引一発試験では必須の方向変換(車庫入れ)です。
動画は右バックですが、各地の試験場で一発試験の試験コースが違いますので左バックも有ります(私は左バックでした)。
けん引免許合格のポイント!
車庫入れは車体を折りすぎず伸ばし過ぎず
安全確認は余裕を持って大げさに
45km/h走行はしっかり加速
S字カーブは左に寄せて入らない(真ん中から)
排気ブレーキは使わない
簡単ですが、以上5点がけん引免許合格の重要ポイントで、車庫入れと安全確認は最重要項目です。
ちょっと欲張ってけん引免許まで取得してしまいましょう!
サラリーマンが大型トラック運転手になる時に選ぶべき仕事内容
サラリーマンが運送会社に転職する時にもっとも気になるのが給料であり年収です。
トラック運転手の給料はピンからキリまであり、その上位と下位では相当の開きがあると思ってください。
トラック運転手の仕事内容は様々で全てあげるとキリがないので、簡単に給料の差額が出る秘密を説明します。
まず、トラック運転手として給料が低いのは『比較的楽な仕事』です。
基本的にトラック運転手の仕事は、荷物を積込み、目的地へ配送し、荷物を下ろすというのが一連の流れです。
比較的楽な仕事というのは、先程説明した一連の流れが楽という意味になります。
例えば、
荷物の積込みはフォークリフトでパレット積みで手積み無し
配送距離は近距離ばかりで毎日家に帰れる
荷物の下ろしもフォークリフトでパレット下ろしで手下ろし無し
残業も少ないし、隔週は週休2日制で睡眠不足無し
この様な仕事内容が比較的楽な仕事になります。
では、サラリーマンが選ぶべきトラック運転手の仕事内容はというと、
荷物の積込みには7:3で手積み
配送距離は長距離ばかりで帰宅は週1日程度
荷物の下ろしは8:2で手下ろし
土日祝に休むことは無くたまに寝不足で辛い
この様な仕事内容がサラリーマン時代の給料をキープできる仕事です。
頑張れば年収600万円(?)はいけると思います。
その代わり、長距離の仕事を持っている運送会社に限定されるので、探すのに苦労するかもしれません。
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まとめ
サラリーマンから転職を考えているなら運送会社でトラック運転手という選択肢も有りですね。
トラック運転手としてデビューするなら大型免許は必須ですし、できればけん引免許もあれば超Goodです。
もし、けん引免許は厳しいかもと思われたら、フォークリフト免許でも転職先の幅は広がりますよ。
トラック運転手の仕事内容は、長距離運行でのキツイ仕事内容をおススメしています。
キツイなりに給料は高額になりますし、長距離運行を経験していれば運送業界でやっていく自信になります。
経験を重視する運送業界にとって長距離経験者は重宝されますし、サラリーマンからの転職組だと社会人としてのマナーを知っていますので、さらに重宝されますよ。
いずれ歳を重ねてトラック運転手が辛くなっても、会社から必要とされる人間になっていれば良いんです。
サラリーマン時代のスキルを前面に出して、新しいトラック運転手として羽ばたきましょう!