運送業界へ転職する時期っていつが良いのでしょう。
一般企業のサラリーマンが同じような業種の会社に転職する時は、大体決算を終え期首として新たに迎える4月位です。
一般のサラリーマンであれば期首からの方が転職しやすいでしょう。
なぜなら人事異動や組織改編などで人の入れ替わりがあり、新任管理者もその時期に誕生します。
新任管理者も人事異動で初めての業務に就く方も、その業務の教育を受け覚える必要があります。
転職者も同じタイミングで採用し業務の教育を同じタイミングで実施できるので、時間の無駄も発生しないという利点があります。
また、一般企業が求める転職者は業務の教育を受け即戦力になる事です。
営業であれば新規の得意先を開拓する、プログラマーであればプログラムを組む、システムエンジニアであれば新たなプロジェクトの管理者になるという様に会社が求めるものを即形にすることが必要です。
そういった能力を持ち合わせ、そのスキルを別の会社で試してみたい方は、ぜひ今の会社よりレベルの高い会社にチャレンジして、自分の価値をドンドンあげて行きましょう。
自分の価値をあげる事ができれば、人の価値(企画力、営業力、管理力、統率力)を必要としている会社が見つかる事間違いなしです。
自分に特別な価値はあるけれどあまり前面に出したくない、今のサラリーマンというスタイルがイヤになってしまった、何か違う事がやってみたい、したことが無い事にチャレンジしたいと考えているなら、運送業界にチャレンジしてみませんか?
運送業界と言っても事務職や営業職ではなく、大型トラック運転手です。
大型トラックなんて運転できない!と思っている方も多いとは思いますが、乗用車運転できますよね?
軽自動車やセダン、ミニバン、ワンボックス等色々種類は有りますが、普通自動車免許を取得して運転できていますよね?
であれば大型トラックの運転だってできるはずです。
確かに、普通自動車と大型トラックではその大きさが相当違います。
でも、自転車から普通自動車に乗り換えられましたよね?であれば普通自動車から大型トラックに乗り換えられますよね?
こうやって考えると大型トラック運転できそうに思えませんか?
大型自動車の運転免許が取得出来れば運転できないわけがありません。
少し運転が苦手という位なら全く問題ありません。
運転がキライという方もトラックの運転なら面白いかもしれませんよ。
どうしても運転だけはイヤだ!という方は、運送業界の中でも事務職や整備士、運行管理者と言った運転以外の仕事も有りますのでそちらにチャレンジしても良いですね。
と言う事で、今回は運送業界に進出して大型トラックの運転手になってみたいな、でも免許さえ取得すればいいのかな?それとも他に何か必要なのかな??と悩んでいる方に、大型トラック運転手になる為の極意を伝授したいと思います。
大型トラック運転手に転職する時期は免許があればいつでも可能
現在と言うよりかなり前から運送業界は慢性的にトラック運転手不足になっています。
インターネットショッピングの利用者が増え続け運転手の残業時間を管理しきれず、あのクロネコさんもアマゾンから手を引いたニュースはご存知かと思います。
インターネットでのショッピングが増えれば家まで配達する宅配と言われる業種が忙しくなります。
宅配を行っている業種は、クロネコさんや佐川急便さんといった有名な会社です。
インターネットショッピングを行っている会社と言えば、アマゾン、楽天、ヤフーと言った有名所ですが、特にアマゾンは当日配送や翌日配送と言った消費者にとって有益なサービスを推進しています。
さすがに当日配送や翌日配送が出来るのであれば消費者は受け取る事が難しくても当日配送や翌日配送を選びます。
クロネコさんはそれにやられた感じです。
アマゾンのユーザーは非常に多く、売上も年々伸ばし続けています。
参考までにUSドルでのアマゾンジャパン売上推移です。
本日の参考レート1ドル116円で計算すると、1兆2千億円を軽く超えます。
これだけの金額をアマゾンだけで上げていて、これだけの金額を消費者はインターネットショッピングで購入しています。
アマゾンだけの売上で2017年は1兆円を超えますので、これに他のECサイトが加われば物量も比例して多くなります。
そんなECサイトはこれからも伸び続けてい行くのは間違いないでしょう。
だからこそ運送業界にチャレンジするべきなのです。
これからも運送業界はECサイトと共に伸び続けると思われますし、少し自動運転のトラックなんかも開発されているようですが、日本の道路交通法は無人のトラックを走らせ、事故を起こした時の責任の所在を考えるとまだまだ実現には程遠いでしょう。
今から数十年先には自動運転も実現するかもしれませんが、今はまだ人間でしかトラックは動かせません。
今すぐにでも運送業界の中でも自動化が難しいトラック運転手に挑戦しましょう。
トラック運転手になるなら大型トラック運転手を目指す
トラック運転手の人手不足は宅配業が取りだたされていますが、宅配業で使用するトラックは準中型免許や中型免許で運転できます。
ですので、新免許制度になる前に普通車免許を取得している方は運転する事が出来ます。
新免許制度が始まってから普通車免許を取得した方は、準中型免許や中型免許を取得する必要があります。
だからこそ大型免許を取得するべきなのです。
現在は宅配の運転手は不足しているのでどんどん運転手を雇用しています。
宅配未経験でも大人の常識やマナーが守れる方であれば老若男女なんでもござれです。
トラック未経験でも運転する事のできる大きさの車体なので運転技術が未熟でもさほど影響はありません。
この様な状況なので、宅配業は若者に任せて働き盛りの30代や40代は大型トラックでもっと高額な給料を目指しましょう。
大型トラック運転手になるには免許と経験があると良い
運送業界へ転職しようと考えている方の多くは、全く違う業種の方も多く大型免許は取得したけど経験が無いという場合がほとんどです。
これは昔からなのですが、運送会社は大型トラック運転手に限らずトラック運転手を雇う時は経験者を優遇しがちです。
その理由はリスク回避です。
伝票のやりとり、荷物の積込み方、荷物の下ろし方、道順などは教えれば済む事なので全く未経験でも問題無いのですが、トラックの運転には少しばかりの不安を覚えてしまいます。
トラックの運転、特に大型トラックの運転は普通車しか乗ったことが無い方にとっては未知の世界です。
普通車と同じように進む、曲る、止まるが出来ません。
大型トラックは、重さ10トンを超える荷物を積んで走る乗り物です。
前に進もうとしても荷物が重いのでゆっくりしか走り出せませんし、全長が長いので曲る時は内輪差を気にする必要があります。
また、荷物を積んだトラックを止めるためにブレーキにはドラム式ブレーキが採用されていますが、そのブレーキをさらに補助する排気ブレーキやリターダーなるものも存在します。
このブレーキ系を動かしているのが、エアー(空気)のチカラです。
たまに、止まっているトラックの近くにいると『プッシュー』と空気の抜ける音が聞こえると思いますが、あれは圧縮された空気が溜まっているタンクから、いっぱいになった空気を少し抜くときの音です。
この様に普通に動かすだけでも経験がものをいうのでトラック運転手は経験がとても重要視されるのです。
また繰り返しますが、だからこそ運転手不足の間に大型トラック運転手になるべきなのです。
人手不足だからこそ未経験でも歓迎されるのです、即戦力じゃなくても大丈夫です。
今が経験を積むチャンスです。
今を逃すと運転手不足が解消されてしまうかも知れません。
少しでも解消されると経験者優先です。
大型免許を取得していない方は、まず大型免許取得しましょう。
そして未経験でも入れる会社を探しましょう。
出来れば長距離トラック運転手を募集しているところが良いですよ。
さらに言えば関東地方への長距離トラック運転手であれば、関東地方への乗り入れる車に対しての規制などにより、トラックは新しくキレイだと思いますよ。
まとめ
運送業界への転職にここぞという時期はありません。
運転手不足が慢性化しているので、いつでも今すぐ来てほしいはずです。
その前に大型免許は取得して、大型トラック、しかも長距離運行を目指しましょう。
出来れば関東方面への長距離運行であればトラックも買い換えたばかりで新しいかもしれませんね。
運送業界、特にトラック運転手は経験が非常に大切になりますので、早めの決断で早めの経験値取得をおススメします。
物流や運送の求人募集は【はたらいく】が非常に良い探し易く、トラック運転手の求人情報はナンバー1なのでとにかくおススメです。