そろそろ転職をと考えている方の中で、運送業界への転職を考えている方はどの位いるのでしょう。
すでに運送業界で働いている方も居れば、まったく別の業界で働いている方も居るのではないでしょうか。
今の会社はちょっと先行き不安だから転職したい方、人間関係に疲れて転職したい方、仕事自体が体力的にも精神的にも合わなくなってしまった方、それぞれ悩みはあると思います。
今一所懸命働いてるからこそ悩みは起きるので、その悩みを打ち明ける方や解消してくれる方が近くにいないのであれば、我慢して仕事を続けて自分がダメになる前に、心機一転新しい環境へ飛び込んでみましょう。
特に真面目な方は、その真面目な性格が退職を止めさせる要因となる事が多くあります。
また、責任感の強い方も今の担当している仕事を放置して退職する事ができない事があります。
そんな、真面目で責任感の強い方こそ辛い時は今の会社に見切りをつけるべきです。
そして新たな世界へ飛び込んでみて下さい。
真面目で責任感の強い方はどんな会社も欲しいはずです。
なにが原因で悩みが増えたのか、体力的にも精神的にも辛くなったのかを考え、新たに進む道はじっくり選ぶことが大切です。
ここで一つの選択肢です。
これまで運送業界という世界に飛び込んだことの無い方は、運送会社でのトラック運転手っていう仕事はどうでしょう。
トラック運転手という仕事は世間一般的にあまり良い仕事と思われていないのも現実です。
でも、それはあくまでも他人の意見です。
さらに他人が他人から聞いた事を発信している方も多くいます。
実際に運送会社で働き、トラック運転手として小さいトラックから大きなトラックまで運転した方の意見がどれほど入っているか分かりませんよ。
何でもそうですが、まずは興味があるなら自分の目で確かめてみる事が大切です。
他人の意見も大事ですが、全くの想像意見に振り回されてはいけません。
現実に働いていた方や、現役で働いている方の意見ならどんどん聞いて仕事内容から給料相場まで聞けるものは全部聞いてください。
そういった生の情報を元に、運送会社の求人情報を見てみると仕事内容の詳細までは分からなくても、この仕事はキツそうだとか、給料安そうだ位の事は分かるはずです。
まずは、トラック運転手になる為に絶対必要な運転免許、特に大型自動車免許やフォークリフト免許の取得を始めてみましょう。できればけん引免許も有ればなお可です。
運転免許さえ取得してしまえば、求人募集の情報を読み漁り、色々な運送会社へ応募してみて実際に面接を受ける事が大切です。
そんな運送会社の面接はどんな服装で行きますか?
何を持参したら良いと思いますか?
ガテン系の仕事に就いたことのな方は少し悩むと思いますので、そんな疑問にお答えしたいと思います。
運送会社への面接が決まったらスーツで行こう!履歴書も忘れずに
トラック運転手と言えばガテン系。
そんな言葉だけが先走ってしまっていますが、仕事の内容は「その通り」です。
その言葉だけを信じ、運送会社の面接に作業服や遊びに行くような服装で行く方がいます。
確かにそんな服装でも何も言わず面接してくれる運送会社もあるのは事実です。
しかし、そんな運送会社もかなり少なくなってきました。
一昔前は、規制緩和によって小さな運送会社がどんどん増え、トラック運転手の取り合いが行われていました。
現在は、その頃増えた運送会社も倒産や吸収合併されかなり集約化されてきています。
今となっては中小の運送会社もちゃんとした人材を採用したいという思いが強く、面接に来る方の服装はちゃんとした服装の方が来ることを望んでいます。
たかが30分やそこらの面接で、応募者のすべてが分かる訳ではありません。
だからこそ応募者として、トラック運転手というガテン系の仕事であっても大人の正装で第一印象をより良いものにする事が大切です。
頭髪や服装の乱れは一発で相手の印象を悪くしてしまいます。
どれほどあなたが良い人であっても、面接時間だけではあなたの良い所を見つけられないかもしれません。
せっかく大量の求人情報から探し当てた運送会社に第一印象だけで不採用になるのはかなり悔しいと思いますので、運送会社の面接は、スーツにネクタイ(夏場はクールビズでもOK)で訪問しましょう。
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運送会社の面接に必要な書類と心構え
運送会社の面接に必要なモノは。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 運転免許証
- 各種資格証(フォークリフト免許等)
- 認印(みとめいん)
最低これだけは持参してください。
そして各書類の内容は。
履歴書は必ず写真を貼り、空白の無いように全て記入しましょう。
住所や電話番号はもちろん、所持資格、特技、趣味も必ず記入(特に無しも)してください。
学歴は不問の所がほとんどなので、中学や高校からでも構いません。
職歴は分かる範囲で埋め、前職は必ず記入しましょう。
職務経歴書は、全ての就職先を記入してください。
前職が運送会社の場合は、何を運んでいたか、どんなトラックに乗っていたか、地場か中距離か長距離か等を詳しく書いておくと採用面接官も色々質問しやすいです。
特に志望動機は、トラック運転が好き、体を動かす仕事がしたい、いつかはトレーラーに乗りたいなど、前向きな意見で現実味のあるものを記入すると良いでしょう。
志望動機でダメなのは、前職がキツイとか、人間関係が苦手とか、給料が安いとか後ろ向きの意見はNGです。
運転免許証は、当たり前ですが必ず持参してください。
所持免許区分(準中型・中型・大型・けん引)が採用者側には必要な情報のひとつですが、運転経歴証明書などを一緒に持参すると、違反点数や道路交通法違反内容などが分かるので、採用者側にはさらに安心な情報で有益な情報です。
各種資格証は、フォークリフトの運転資格を所持しているとかなりポイントになります。
また、危険物乙種4類や運行管理者等の資格も所持していると時には役に立つことがあります。
認印は、即時採用とかになったり、書類返却書類などに押印する必要が有る時があります。
持って行っても使わないかもしれませんが、必要な時にあるのと無いのじゃかなり手間が軽減できるかもしれません。
しっかり準備をしていけば採用側もそれだけで真面目な性格と判断してくれます。
後は心構えだけです。
しかし、構えているだけでは相手に伝わりませんので、どうしてもトラックに乗りたい、正社員になりたい等、長く勤める覚悟がある事を伝えるとかなりポイントアップですよ。
運送会社が欲しい人材とは
実際に運送会社はどんな人材を求めているのでしょう。
パワフルなゴリマッチョで馬車馬の様に働く人?そんな人も欲しいとは思いますが、必ず必要という訳でもありません。
- トラックに少しでも興味のある方
- ルール(交通・社内・世間一般)が守れる方
- 自己管理ができる方
- 協調性がある方
- 責任感のある方
- 報連相ができる方
簡単にまとめると、トラックに興味が無いとトラック自体を大切に扱わないので少しでも興味があり、商売道具でもあるトラックの洗車や清掃がしっかりできる方で、もちろん交通ルールをしっかり守れる事、自己管理ができないと遊びで夜更かし、仕事で居眠りなんてことが起きかねません。
さらに協調性があり同僚や得意先に迷惑をかけない方で預かった荷物を責任もって配達できる方、小さな事でも業務に関係ある事は、直属の上司に包み隠さず報告や連絡、相談ができないといけません。
大人の社会人なら当たり前の事ですね。
この人材像を覚えておいて、できていない部分があれば早めに改善してしまいましょう。
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最後に
運送会社の面接は、まずスーツでいく事を考えてくださ合い。
大手運送会社は当たり前ですし、準大手、中小の運送会社も面接での第一印象は大切にします。
面接に必要な書類は出来る限り丁寧な字で、できる限り詳しく記入して空欄を全てなくしましょう。
しっかりと準備して臨む面接は色々な事が聞けて楽しいと思います。
とにかく面接に行ったら知りたいことは恥ずかしがらずに全て聞いておきましょう。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とはよく言ったもんです。
しっかり頑張って希望の転職先を見つけましょう!