これから人手不足はどんな業界でも大きな悩みの一つです。
特にロボットでもできてしまいそうなお仕事は、人ではなくロボットが自動で休憩もせずしかも正確かつスピーディにこなしてくれる時代はもうそこまで来ています。
流れ作業の工場、倉庫出庫作業などはまっさきに変わっていくと思われます。
しかし、人との付き合いが必要な特殊なお仕事はその心配は当分ありません。
特殊なお仕事とは、司法に携わる方、病院などが含まれますが、対人間なのでなかなかロボットではこなせないお仕事と考えられます。
そんな中で少し注目したいのが自動運転です。
自動運転の研究は大きな企業が我先にと頑張っていますので近い将来必ず現実化して、自動運転が当たり前の世の中になるでしょう。
そのなかで配送のお仕事は自動運転の対象と考えられるか。
配送と一口に言ってもルートが決まった仕事や、毎日違った場所に配送する仕事、小さい車から大きな車まで様々です。
自動運転が実現して最も先に手をつけるとしたら小型車でルートが決まった配送ですね。
しかし、自動運転には事故を起こした時の責任の所在などが法的に整備されていないので、実際にはまだまだ先の話でしょう。
それでもこれから転職を考えている方にとって仕事が続けられるのかは非常に大切な問題です。
そこでおすすめしたいのが、自動運転の影響を受けにくいと考えられる「大型トラック運転手」のお仕事です。
また、大型トラック運転手のお仕事で長距離運送はさらに自動運転の影響を受けにくいでしょう。
そんな大型トラック運転手の年収や月給は、これから運送業に挑戦する方にとって非常に気になると思います。
生活できるレベルなのか、家族を養えるレベルなのか、ちょっと気になっている方は読み勧めてみて下さい。
トラック運転手の平均年収はどのぐらい?
トラックの運転をするドライバーといっても、長距離を運転する大型トラックのドライバーもいれば、集荷センターから宅配便などを配達する特定エリア内のドライバーまで多種多様です。
大半の運送会社では運転手のお給料は歩合制となっていて、走行距離や運転にかかった時間などが給料計算に影響してくるため、運転手の中でも平均的なお給料が高いのは、距離を長く走る中距離~長距離のドライバーと言えるでしょう。
トラック運転手が毎月受け取る手取りのお給料の平均を見ると、約30万円~35万円程度となっています。
これはあくまでも平均なので、近距離ドライバーの場合にはお給料はこの数字よりも少なめで毎月25万円程度だったり、一方長距離ドライバーなら毎月40万円~50万円稼ぐことも可能だったりします。
トラックの運転で最高どのぐらい稼げるのか?
運転することが苦痛だと感じない人や、トラックの運転が大好きだから長時間たっぷり働いて高給を稼ぎたいという人、また体力に自信があるという人にとっては、運転手のお仕事で年収どのぐらいまで稼げるのか気になるところではないでしょうか。
ドライバーのお仕事は、企業に雇用されている場合だと年間で平均410万円程度が一般的なので、年収1000万円を稼ぐというのは難しいかもしれませんね。
ただし、企業に雇用されているわけではない起業ドライバーの場合には、この数字よりもはるかに高い収入を得ることは十分に可能です。
ただし、起業ドライバーとなると、トラックは自分自身で所有しなければいけませんし、仕事も自分自身で取ってこなければいけないため、そうした営業面や経営面という点では厳しい所が出てくるでしょう。
起業する人の中には、トラック運送会社を経営して、ドライバーを集めて雇用主になる人もいます。
その場合には、企業に勤務して運転手として働くよりも、ずっと高収入を得られる可能性が期待できます。
グローバルな社会が進む昨今では、ネットショッピングなどを利用する人が多く、そうした商品を運ぶドライバーのニーズはこれからも高まり続けることが予想されています。
これからドライバーに転職しようという人も、増えていくのではないでしょうか。
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最後に
トラックで起業を考えたいと思っている方でも、必ず1度は運送会社に務めることから始めましょう。
運送業界は経験値を高く評価しますので、起業をしていても経験の無い方に大切な荷物を預けることはできません。
トラック運転手は荷物を安心、確実、丁寧に運ぶことが主たる業務です。
少しでも荷主さんに安心して荷物を預けてもらえるようなトラック運転手かつ社長になることがとても重要です。
どんなに小さな会社でも社長業は相当しんどいですよ。