年齢を重ねると少し気になる転職のタイミング。
今の仕事を続けていても良いのか、それとも転職するべきか、悩む理由は様々です。
例えば、
- 給料が安い。
- 休みが無い。
- 面白くない。
- 体力的に辛い。
- 上司と合わない。
- パワハラ・セクハラ。
- ストレス。
などなど。
どの理由も同じ仕事を続けていくにはかなり悩むべき問題です。
どれも我慢することはできる悩みですが、定年するまで我慢すると思うと少々つらい状況です。
そこで真っ先に考えるのが「転職」です。
転職先を探すときには求人情報を情報誌、新聞、チラシ、インターネットやハローワークなど様々な媒体をチェックすると思います。
求人情報は色々な職種の仕事がありますが、転職先はどんなところでもいいものではありません。
まずは業種、農林水産業、製造業、運輸・通信業、卸売・小売・飲食業、不動産業、金融・保険業、サービス業などなど。
そして職種、事務職、営業職などの一般的な職種や、工場や倉庫の庫内作業員、建設現場などで建設機械やクレーンを操作するオペレーター、スーパーや飲食店などの店員、そして運輸・物流業の中に属するトラック運転手などなど。
今の仕事とは違う業種、職種を選ぶのか、はたまた同じ様な業種、職種を選ぶのかでもかなり悩ましい問題です。
そこで、もし今の仕事に満足していない、面白くない、続ける自身が無い、ストレスになっているなら、別の業種、職種を選んでみてもいいかもしれませんね。
特に、一般事務の方は外出や外での仕事が多い営業職や現場作業員など、逆に営業職の方は数字に追われない一般事務やサービス業など、違うものを選んでみることによってまず最初にストレスから開放されるかもしれませんよ。
ここでおすすめしたいのは運輸・物流業の一種でもあるドライバーという職種を選んでみては如何でしょう。
ドライバーと言う職種は以外と面白い職業という事をご存知でしょうか。
車の運転が好きな方がドライバーという仕事に就くのかというとそうでもありません。
どちらかというと、ドライバー職に向いているのは「責任感の強い方」です。
運輸業は荷物を運ぶのが仕事です。
荷物はモノでもありますがヒトでもあります。
特に、飛行機、船、列車などの大人数を目的地まで運ぶ乗り物は人の命を預かっているという使命感が必要です。
また、タクシーやバスなども同じですね、人数は飛行機や船ほどではありませんが、少人数でもヒトの命を預かっている意識がとても重要です。
モノもヒトほどではありませんが責任感が必要です。
モノといえど運んでいるものは他人の荷物ですので、安心確実に届けるという責任感は重要です。
運んでいる荷物を運搬途中で捨てたり、壊したり、盗んだりするようなドライバーに安心して任せられませんよね、だからこそドライバー職に向いていいるのは責任感の強い方です。
逆にいうと責任感の無い方にドライバー職はストレスになるかもしれません。
そんなドライバー職でさらにおすすめしたいのが「トラック運転手」です。
さらに言うと「大型トラック運転手」です。
もし、転職をお考えなら大型トラック運転手への転職を考えてみませんか?
ここではトラック運転手への転職に年齢制限はあるのか、何歳までに転職するべきなのかを詳しくご紹介します。
トラック運転手に転職できる年齢は?
トラック運転手には特殊な免許が必要です。
トラック運転手として転職するためには、年齢に関係なく中型~大型免許が必要となります。
小型トラックの中でも車種によっては特別な免許が必要ないケースがありますが、ドライバーとして高収入を得たいと考えている人は、こうした免許をまず取得した上で仕事探しを始めるのがおススメです。
免許を取得するためには、教習所に足を運んで適切な教習を受ける必要がありますが、それほど難しいものではないため、何歳でも運転手として働ける体力がある人なら取得することはできるでしょう。
今すぐに仕事を変えたいという人にとっては、最短どのぐらいで中型~大型免許を取得できるのか気になりますよね。
中型の場合だと、最短で7日間程度となっているので、何か月も教習所に通わなければいけないということはありません。その点は安心です。
何歳まで雇用してもらえるの?
トラック運転手を抱える運送業界では、常にドライバー不足が深刻です。
そのため、基本的には適切な免許を持っていて働ける体力がある人なら、何歳でも雇用してもらうことは十分に可能です。
ドライバーとしての経験があればさらに採用されやすくなりますが、未経験でも採用してもらうことはできます。
その点では、30代や40代から未経験で運転手になりたいという人にとっては、仕事を乗り換えやすい職業と言えるのではないでしょうか。
採用される際に自分の年齢が大きなハンデになってしまうことはそれほどありません。
しかし、実際に採用された後に自分自身で年をハンデに感じてしまうことはあるかもしれないので、その点は転職する前にきちんと理解しておきたいものです。
中高年が注意したいポイント
中高年が未経験で運転手になる際には、どのような労働環境で働くことになるのかを事前にチェックすることをおすすめします。
トラックの運転手は、基本的に労働時間は長いことが多いですし、残業時間については制度的にかなり改善されてきてはいるものの、まだまだ過酷な労働環境で長時間の運転をするケースは少なくありません。
体力的かつ精神的に、そうした環境でも続けることができるのかという点は、頭の中でしっかりシミュレーションしておきたいものです。
トラック運転手が未経験の方で、40代を超えた方にとって運送業界でトラック運転手としてバリバリ働きたいと思っていても、どうしてもついてこないのが体力です。
どんなに体力に自信があったとしても40代ともなれば間違いなく体力は20代より劣ります。
そんな40代がトラック運転手の仕事でも過酷と言われる長距離トラック運転手として働くことができるかというと、何も考えずに長距離トラック運転手になってしまうと間違いなく続きません。
もし、どんなトラック運転手より仕事内容が過酷でも給料が高い長距離トラック運転手になりたいと考えているなら運送会社の面接のときに確認するべきポイントがあります。
それは、手積み手降ろしの有無です。
長距離トラック運転手は、昼も夜も休みもありませんが給料が良い。
また、トラック運転手としての経験を積むには一番早く、長距離トラック運転手の経験があれば他の運送会社への転職も有利になります。
長距離トラック運転手の経験値はその後運送業界で生きていくには非常に有利なものになりますが、過酷と言われる仕事内容をどうクリアするかが大切です。
そのためには面接で「手積み手降ろしの有無」の確認は絶対に必要です。
この手積み手降ろしがあるのと無いのでは仕事の過酷さは雲泥の差になります。
運ぶ荷物を手で積み込むのと、機械が積んでくれるのとではその後長い距離運ぶ運転にも大きな違いが出てきます。
確かに慣れれば大丈夫なのでは?と思うかもしれませんが、それは30代までと思われます。
40代の未経験者が慣れても体力が追いつきません。
ここはしっかり自分の体力を見極めた選択をして下さい。
そして見極めた運送会社への応募はなくなる前に即応募です!
詳細はコチラ→大型トラック運転手は未経験からでも大丈夫!
最後に
運送会社への転職はできる限り早めをおすすめします。
トラック運転手は運転が主たる仕事なので、運送会社が採用する時はやはり経験を重視します。
30代や40代でも真面目な方であれば採用されるとは思いますが、経験者と未経験者が同時に応募した場合は経験者をどうしても採用してしまいます。
どんな業界でも同じかもしれませんが、運送業界は特に重要視していると考えて下さい。
転職は一大イベントです、家族がいればなおさらです。
運送業界への転職は失敗を恐れず、ガンガンチャレンジしましょう。